3部門1位!kindle出版のきっかけとは

「どうやってフリーランスライターになったの?」

このたび、2021年9月16日(木)にKindleで初めて出版をしました。
ありがたいことに「女性と仕事」カテゴリーで新着ランキング1位、その後「在宅ワーク」など2カテゴリーで1位、「女性と仕事」など3カテゴリーで1位をいただくことができました。

改めて…私は子育てをしながらフリーランスライターとしてお仕事をさせていただいていますが、特にこの1年ほど

「どうして/どうやってフリーランスライターになったの?」

そんなふうに聞いていただくことが増えました。

未経験&子育て中からライターに

私の場合は、華々しいキャリアから独立したわけではなく、産後に自分の中途ハンパさについてさんざん悩んだ末、ライター未経験&子育て中という状況からのスタートでした。

一度会社勤めを辞めてしまった「出産離職組」に加え、今のように海外転勤が決まる前から、毎年いつ夫に海外転勤の辞令が出るかわからない「『駐在妻』予備軍」だったこともあり、今の生き方に行きつくまで様々な模索と試行錯誤を続けてきました。

その中で「家族との暮らし」と「自分の夢」をどちらも大切にしてフレキシブルに変化しながら生きて行くことを目指したいと考えるようになり、その時々の自分にできる範囲で興味のあることへの挑戦を続けてきた結果、「書くことを仕事にする」という幼い頃からの夢を叶えることができました。

フリーランスという選択肢が転機に

自分らしいスタイルで柔軟にはたらくという道

もちろん、仕事をするかどうかも、どんなはたらき方をするかもベストな答えは人によって千差万別。「フリーランスではたらくことが絶対良い」と考えているわけではありません

ただ私の場合は、産後に「子育てをしながら『仕事をする』か『しない』か」という狭間で悩んでいた中で、自分らしいスタイルで柔軟にはたらくという選択肢が目の前にあらわれたことは、大きな転機となりました。

今ではすっかり定着した「フリーランス」や「在宅ワーク」ですが、私が始めた頃はまだわりと珍しく、そういったフレキシブルなはたらき方を先んじて始めていたことからライフスタイルそのものに興味を感じていただけることなども多くなってきたのかなと思っています。

その中で、何人かの大切な方とのやりとりなどきっかけに、何者でもなく自信もなく中途ハンパな自分が、なぜフリーランスの道を選び、どうやって可能性を切り拓いていったのか形にすることは、もしかしたらかつての自分と同じような迷いを感じている方へのヒントになるかもしれないと考えるようになりました。

小さくて弱い自分だからこそできたこと

私の周りには今、自分の生き方とはたらくことが深く結びつき、「仕事」「プライベート」といった明確な線引きなく、生き生きと暮らしている方々がたくさんいます。

そんな皆さんの影響で今実感しているのが、より大きく強くなること、今の自分を無理やり変えようとすることを目指すのではなく、自分が大切にしたいものを大切にしながら生きる方法を見つけ、そのままの自分で輝くことを目指す大切さです。

私の場合は、ずっとコンプレックスに感じていた「立派でもない、すごくもない、モヤモヤしてばかりの自分だったからこそ書けること」がありました。
その「小さく弱い」部分も実は私の「個性」のひとつで、そんな等身大の私の発信に対して少しずつ共感や評価をいただくことも増え、だんだんとその小さな私にも価値を見出して行くことができるようになりました。

好きな生き方を見つけたことが、今の自分の支えに

そして今我が家は、夫の海外転勤によるブラジルへの渡航が延期中です。

ワンオペで、超元気な9歳息子と6歳娘と共に賑やかに慌ただしく、時に悩みながら、でもわりと前向きに暮らすことができている理由。
それは、産後の先が見えない中でフリーランスライターという自分の好きな生き方を見つけられたことが、現在の「海外転勤が延々と延期」という更に先の見えない状況の支えになっているからだと感じています。

そんな自分の想いに加え、

・子育てをしながらフリーランスで仕事をするメリットや大変さ
・最初の一歩の踏み出し方
・続けるために大切だと感じるSNSの発信

など、リアルなエピソードなども書かせていただいています。

今の毎日を何か少し変えたいと思っている方、また以前の私の様に自分の生き方についてちょっとモヤモヤしている方にとって、何か少しでもヒントになれば幸いです。

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ライター 佐々木はる菜
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