「幼い我が子でも、意外な一面はある」幼稚園最後の運動会で感じたこと
昨日は5歳娘、幼稚園最後の運動会でした。お天気が危ぶまれる中でしたが、今年は感染対策などから学年別開催。午後開催だった年長さんは、無事、グラウンドで行うことができました。
もくじ
最後の運動会、大活躍の裏側の涙
かけっこで転倒!…からの決勝戦進出
通っている幼稚園では、年長さんだけは男女別に予選・準決勝・決勝を行い、決勝では2人で決戦の上1位を選出します。娘はなんと決勝まで残ることができ準優勝!
体操発表もセンターで披露し最後のご挨拶を努めており、親バカですが誇らしかった。
でも一番素晴らしいなと思っているのは、第一戦で転んで珍しく泣いてしまったところから、気持ちを立て直して決勝までいったこと。
そしてそれを見守り、支え、親の私のもとにまでフォローしにきてくださった先生方の優しさでした。
もちろん娘も頑張りましたが、周りの支えがあったからこその結果だと感じています。
我が子でもちょっと意外な一面
大イベント前は笑顔が消える
娘は一般的によくイメージする「お兄ちゃんがいる元気な妹」そのもの。
良く言えばしっかり者、でも気も強い。お兄ちゃんと同学年くらいのつもりでいる。
負けず嫌いかつ頑張り屋さんなので、わりと「なんでもよくできる」キャラで通っています。多分小学生になったら「ちょっと男子、静かにして!」とか言い出すタイプ(もう言ってるかも…)。
今はダンスが大好きで、小学生クラスでお姉さんたちに混じってもわりと物怖じせず踊っています。
でも実は…結構、緊張しやすいタチなのではと思っています。
今回の運動会でも、始まる前まではお友達と走り回っていたのに、行進の列に並んだ途端に笑顔が消える。準備体操替わりのダンスでは、なんだか動きが小さいし真顔…。
結果はもちろん、「乗り越えた部分」を誉めてあげたい!
いつも積極的な様子ばかり見ていたのでちょっと意外な感じがしつつ、そういえば毎年の発表会でも、幕が上がってすぐは、顔も体も固まっていたりしていたよなぁなどと思い出していました。
そんな中始まったかけっこで、いきなり転んでしまい、お友達の下敷きになって珍しく泣いている姿に、見ている私はヒヤヒヤ…。そのレース自体も、最後にもう一度やり直しとなりました。
だからこそ尚更、そこから気持ちをちゃんと立て直せたことに感動しました。
そしてそれは前述の通り、先生方が見守り声掛けしてくださったからこそ!
準優勝など”成し遂げたこと”はもちろんですが、その「もうだめだと思ったところから、自分で立て直したこと」がすごいなと感じたし、そこをいっぱい褒めてあげたいなと思いました。
本人も「まさか決勝まで行けると思っていなかった」とのこと。まぁ、かけっこって組み合わせの妙もあるので、実際、娘よりもっと速い子は何人もいると思います。
リアルな運動会だったからこその感動
我が家は兄妹で同じ4年制の幼稚園にお世話になっているため、長男と合わせ通算6回目の運動会。本当だったら今頃ブラジルに行っていたはずの我が家にとっては幻のイベントでした(笑)。
毎年、運動会や発表会にとても力を入れており、例えばかけっこで最後のひとりまで決めることについても、体操発表や跳び箱などの完成度の高さとそれに伴うハードな練習にしても、今ドキちょっと珍しいのかもしれません。
でも「負けたくない!」と頑張る気持ちを大切にし、園児たちも文字通り真剣勝負。
その一方でみんながすごく仲良しなことも伝わってきて、子ども同士が応援する姿や、自分の子以外のお友達の姿にも、共に成長を見てきたからこそつい目頭が熱くなってしまう運動会でした。
娘がお友達と本当に楽しそうにじゃれあっている姿。かけっこ転倒の時などにも感じた先生方の温かさ。そして、今年はなかなか集まれず、久々に会えた保護者の皆さんとの再会や近況報告…。
親子共に温かな気持ちをたくさんいただけた運動会でしたし、それはやはり「リアル」だったからこそ!色々と制限のある中で開催のために試行錯誤してくださった先生方、本当にありがとうございました!
(※もちろん、運動会などを開催するか否か、幼稚園の考えや方向性などに対する想いは、あくまで私個人の感想です!)
おまけのつぶやき
ちなみに幼稚園には「おやじの会」というお父様たちの有志の会があり、毎年夏に数百人規模のキャンプを開催したり、お祭りをやってくださったりと大活躍なのですが、運動会名物となっている仮装リレーも相変わらずTV番組レベルのクオリティでした。
年長さん保護者の今年のテーマは、やはり「鬼滅の刃」。全力疾走する柱たちの姿に園児大興奮!!私も、記念写真撮っていただきました(笑)個人情報なのでアップできないのが悔しい~!!!