【デジタルデトックスの効果って?】5日間SNSをやめてみた結果

なんとなく気持ちが晴れず、心身疲れを感じていたここ最近。
思い立って週末から5日間ほどSNSをやめてみたところ、元気になっただけでなく、このところ抱えていた悩みまで解決してしまいました。

今回は、もはや私たちの暮らしに欠かせないツールとどう向き合うか、私の「デジタルデトックス」体験を通して考えてみたいと思います。

ブラジルへの海外転勤が延期中、8歳5歳兄妹を子育て中のママライター、佐々木はる菜です。
はじめましての方は、よろしければこちらをご覧ください☆

ライター佐々木はる菜プロフィール
「ワークライフハーモニな生き方」って?

デジタルデトックスとは?

デジタルデバイスとの距離を置く時間を作る

”デジタルデトックスを日本に普及する”ことを目的として活動されている一般社団法人日本デジタルデトックス協会(DIGITAL DETOX JAPAN)によると…

デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。

https://digitaldetox.jp/

私の場合、情報収集・SNSとの向き合い方が課題

ライターという職業柄、最新のトレンドやニュースのチェックは欠かせません。
またそういったことが好きだから今の仕事をしている部分もあると思うのですが、気軽に膨大な情報にアクセスできるからこそ、どこまでニュースをチェックするかには常に頭を悩ませています。

またSNSにどれくらい時間を使うかも大きな課題。

投稿する記事の作成、関りある方の投稿チェック…隙間についSNSを見ていることも含めるとかなりの時間使っています。
発信もSNSも好きではあるのですが、最近少し「SNS疲れ」を感じていました。

デジタルデトックスによって得られたこと

一冊の本との出会いで、今一番の悩みが解決した

デジタルデトックスによってできた時間でまずしたことが読書です。
もともと本は好きなのですが、毎日の中でなかなか読書に時間を割くことができていません。

今回たまたま気になって手に取ったのがこちらの本。
SNS等も含め「情報収集と情報整理」に頭を悩ませていた私に、大きな気づきを与えてくれました。

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版] 奥野 宣之 (著)

ノート術による情報整理のノウハウ

情報は複雑に管理しても使えないし、続かない。

初版はもう10年以上前。
1冊のノートに情報をまとめることのメリットとノウハウをまとめた本で、この完全版はそこに書き方や情報の探し方を加えた全面改訂版です。
もともと手帳などに書くことが好きなこともあり、まさに日々大量に入ってくる情報をどう収集し整理するか迷走していた私が求めていた内容でした。

そしてノートにまとめることによって「その情報が気になった理由」が見えることから自分の思いが整理され、それをきっかけに自分の気持ちや方向性が整理されていきました。

スマートフォンのメモやクラウドサービス…こんなに便利なツールがあるのにも関わらず、自分に入ってくる情報が溢れて収集がつかなくなってしまっていた私にとって「1冊のノートに書いてまとめる」という方法もまた、一種の「デジタルデトックス」だったのかもしれません。

デジタルとアナログのバランスの大切さ

ついつい使いすぎてしまうことを自覚

「私たちの脳は、暇を嫌い、常に新しい情報を求める習性があります。
デジタルデバイスはいつも手元にあり、ふとした瞬間の暇つぶしに最適です。
また何か調べものをしたり、記録をしたり、非常に便利な機能を持っています。
デジタルデバイスは私たちの生活をとても便利で快適なものにしてくれますが、
頼りすぎることは、逆に私たちの本来持っている能力を退化させることにつながります。」

https://digitaldetox.jp/

朝のひとときを考えても、目覚ましアラーム、ランニングの記録、ラジオ視聴、天気や気温のチェック、電車の時刻表…そして幼稚園のバスの到着時刻も園のアプリで配信されるため、気づけばずっとスマホを持ち歩いている状態。
私の場合は時間もスマホでチェックすることが多く、TODOなど思いついたことは忘れないようにメモアプリに入力し、さらにLINEなど連絡も入ってきます。

何か気になることがあれば、すぐ調べられる。
電車の待ち時間など、ちょっとした時間もすぐスマホを見て、無意識にメールやSNSをチェックしていました。

そこまでスマホに依存しているつもりはありませんでしたが、自覚している以上にスマホを見ている時間は長く、ぼんやりとスマホを眺めているつもりでも、実は頭はフル回転していたのかもしれないと気づきました。

時間に追われる感覚がなくなり気持ちがスッキリした!

ちょうど週末は九州へ(詳しくはのちほど!)。スマホを見ない分、窓から景色を眺める時間も増えました。

もちろんこれからも便利に活用していきたいし、SNSなども楽しみながら続けていきたいと考えています。
ただこれまでよりは見る頻度を下げる工夫をしたいと思った大きな理由は、デジタルデトックスをしている5日間で気持ちがスッキリしたこと!

時間ができたことで読書ができたなど具体的なこと以外にも、ちょっとした待ち時間は空を見上げたり、少しぼーっとしたりして頭や心を休めることは、思っている以上に大切なことかもしれないと感じました。

限りある時間を、何に使う?


この時期だからこそきっと色々悩むことや大変なこともあったと思いますが、ふたりのお人柄が伝わってくる温かくて素晴らしい結婚式でした☆

ちょうど従妹の結婚式があり親族で集まる機会が重なったこともあり、例えば家族や子どもと過ごす時間の貴重さを実感し、日々の中でどう向き合うかを見つめ直したり、公私ともに自分が今後大切にしたいことを考えたり…
限られた時間の中で自分にとって大切なことは何か、「優先したいこと」の見直しをする時間にもなりました。

SNSとの適切な距離・付き合い方についても考えたので、そこもまた記事にしていけたらと考えています。

まずは寝る前30分デジタルデトックスのススメ

今回の5日間デトックスを過ごす前、私は手始めに寝る前の30分間はスマホを見ない事にしました。
もともと寝る前の30分~1時間はは子ども達と遊んだり本を読んだりする時間にしているのですが、LINEなどが入るとつい見てしまうこともありました。

今は、30分前にアラームをセットし寝室の指定の場所にスマホをセット。
そして手帳(今ではノート)に今日うれしかったことや感謝したいことをさっと書いて、子ども達のもとへ。

寝る前にスマホを見ると睡眠の質が悪くなる、リラックスできないという話はこれまでもよく聞いていました。
ただ私の実感としては、そういった体の休まり具合以上に、子ども達との時間をよりに楽しめるようになったこと、そして本当に1,2分ですが1日を振り返る時間ができたことで、家族そろって幸せな気持ちで眠りにつける日が増えたことに、とても満足しています。

終わり良ければ総て良し!ではないですが、その日の終わりが幸せな気持ちだと、その1日が幸せなものに思える。
そういった積み重ねは、思っている以上に大切なことかもしれません。

寝る前30分という短い時間であれば負担も少ないので、興味を持ってくださった方は是非今夜、試してみていただけたら嬉しいです。

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
現在は夫の海外転勤に同行し、小学生の兄妹と共に家族でブラジル在住。集英社「LEEweb」や企業HPでのコラム連載、時事通信社「時事ドットコム」での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして国内外のトレンドや社会的な取り組みなどを幅広く執筆。丁寧な取材に基づく等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評がある。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信がライフワーク。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。

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