大統領選デモの影響が大変なブラジルから…時事通信社レポ記事【後編】も公開
コロナ禍で2年の延期を経て、
現在は夫の海外転勤に同行し家族でブラジルに住んでいる、
フリーランスライターの佐々木はる菜です。
はじめましての方は、よろしければこちらをご覧ください☆
「ライター佐々木はる菜プロフィール」
もくじ
選挙結果を覆そうと…220か所で高速封鎖!
夫も巻き込まれ、車で3時間以上も動けず
再選挙の結果を覆そうと高速道路を封鎖するなどのデモが続いているブラジル。月曜日に夫も少し巻き込まれ車で3時間以上も動けなかったとか!ニュースによると220か所以上が封鎖され飛行機にも欠航が出ており、我が家も子どもたちの学校はオンライン授業、夫も在宅ワーク推奨など落ち着かない状況です。
選挙一つとっても、国が変わるとここまで違うのか…と、パワーに圧倒されていますが、駐在員家族という立場とはいえ、今回の記事では実際に今ブラジルに家族で住むひとりの日本人、そしてイチ母親として、今のブラジルの現状を等身大でレポートしてきました。
スラムに住む子どもたちも通う公立校を取材
日本との異文化交流イベントをお手伝い
治安や貧困の問題、言語の壁などから、通常ブラジルにいる日本人駐在家族はなかなか関わることのできない「公立の現地校」でのボランティアイベントを取材。
後編のトップ写真は、イベントを終えて帰ろうとした息子と、それを追いかけてきてくれた現地校の男の子を撮影した一枚で、この取り組みをどうしても記事にしたいと背中を押された、私にとって忘れられない出来事となりました。
そんな、子どもたちの国際交流交流イベントそのものも、私たち親子にとって大変貴重な機会でしたが、でもそれ以上に、その背景にあるブラジルの現実を(一部だとは思いますが)知り、さらに治安や貧富の差の問題、言語の壁などを越えてこれまでにない一歩を踏み出したボランティアの皆さんの挑戦に心動かされました。
後編ではそのインタビューや道のりを通して、地球の反対側に来たからこそ感じた「人生のターニングポイント」について書かせていただいています!
子どもたちの「ターニングポイント」のために 異文化交流で目指すもの【ブラジル駐在妻ライター報告・第2回】
前編はこちら↓
子ども同士の異文化交流から見えたもの 厳しい現実、そして温かい絆【ブラジル駐在妻ライター報告・第1回】
失敗も多かった海外現地取材だからこそ、全身全霊で
是非記事として書き残したいという想いのもと走り出したものの、言葉の壁や文化の背景が理解できていないことから戸惑い、失敗や迷惑をかけてしまうことも多々ありました。だからこそ、今の自分ができる最大限のものを書き残したいと頑張り、 取材を通して私自身も、生きるヒントをもらったと感じています。
日本、ブラジル…たくさんの方々のご協力のもと書きあげた記事です。お世話になった皆様、本当にありがとうございました!