『ERAM』プレスイベント「直感で身にまとえる香水展」と奈良美智さん「I Draw the Line」へ

一度海外に行って戻ってきて見る東京は面白い

原宿界隈でアートに触れたひととき

原宿の街

学校や仕事などで慣れ親しんできたはずの渋谷・表参道・原宿界隈ですが、海外から日本に戻ってきて歩いていると面白いモノ・コトが溢れていて、旅行者の方々にまじって写真ばかり撮ってしまいます。

たった2年ですが、南米に行く前はコロナ禍後半。
今は街を歩く人の国籍や人種も多様で、新しい建物やお店も増え、新鮮さを感じます。

神宮前、原宿の様子
昔から好きな定位置の眺め

美術館、博物館や劇場などが豊富だったブエノスアイレス生活を経て、またアートへの興味が高まっている今日この頃。東京アートウィークも始まりましたが、昨日は11月1日にフレグランスブランドとしてリブランディングした『ERAM』プレスイベントにご招待いただき、お邪魔してきました。

フレグランスブランド『ERAM』プレスイベントへ

香りは五感のなかで最も自由で個人的なもの

ERAM香水プレスイベントの様子

まるでアートイベントのような「直感で身にまとえる香水展」は、絵や言葉などからもイメージを膨らませ自分の香りを選ぶという新しいスタイルがとても印象的でした。

ERAM香水プレスイベントの様子

中央に並んだ16種類の香水のコンセプトは、日本の百人一首を再解釈した現代短歌。

ERAM香水プレスイベントの様子

「独白」「片隅」「記録」といった香水のタイトルも、ボトルに描かれたさまざまな解釈ができるドローイングも、固定概念から自由になり直感を大切に選んでほしいからこそ色を排除したという会場の雰囲気も、全てが洗練されていました。

ERAM香水
ひとつひとつの香りを、アートや詩と共にゆっくり楽しむことができました

実はポーラ・オルビスグループの社内ベンチャーから当初は香りのサブスクサービスとして誕生した『ERAM』。サービス開始後、予想に反して年代や性別に関わらずお客様の香りの好みがさまざまだったことから、「男性向け」「女性向け」「フローラル系」「ウッディ系」といったこれまでの固定観念や先入観に捉われない自由な香り選びを提案したいと考えたそう。

ERAM香水
プレスイベントでは5つの好きな香りを選び、そのセットをプレゼントいただきました。パッケージもそのまま家に飾りたいくらい素敵

アーティストのとんだ林蘭さんトークショーなど”感性”を刺激するイベント

とんだ林蘭

あいみょんを始め著名アーティストのアートディレクションなどを手がけるとんだ林蘭さんのトークショーや、代々木上原のビストロ「36.5℃ kitchen」さんのケータリング、

代々木上原のビストロ「36.5℃ kitchen」さんのケータリング
こちらは黒胡麻のマカロン。全て美しきスイーツかと思いきや、右の黒いシュークリームはレバーペーストなど”しょっぱい系”も美味!

そして集まったインフルエンサーの方々も思わずじっと眺めてしまうほど美しく、たくさんの素敵な“感性”に触れ刺激をいただいたイベントでした。

クリエイティブチームheso
クリエイティブチームhesoさんによるアートワークも見ごたえが

社内ベンチャーから誕生したという点も興味深く、ひとりひとりの感性や主観を大切にしてほしいというメッセージは、今の時代にも合っているのかなと感じました。
自分勝手に香りを楽しむ、“感性”が味方するフレグランス『ERAM』は11月1日より発売開始。大盛況だったイベント一般公開は今日8日と9日だそうです。

ERAM(エラム) 自分勝手に香りを楽しむ、 “感性”が味方するフレグランス

奈良美智さん「I Draw the Line」へ

原宿駅前のビル5階にあるギャラリーBLUM東京で開催

奈良美智「I Draw the LineBLUM東京

プレスイベントの前にちょうど昨日が初日だった奈良美智さんの個展「I Draw the Line」へ。原宿駅前のBLUM東京で開催されています。

国際的な評価も高い奈良美智さん。ここ1年間に生み出された作品を多く含むとのことで、私がお邪魔した時は半分以上が海外の方のように見えました。
そして展示フロア内にワークスペースもあり、本棚などもかっこよく、おしゃれすぎる仕事場が気になりちらちら見てしまいました。

帰りの電車に揺られながら、なんだか、東京!というかんじの1日だったなぁとしみじみ。

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
現在は夫の海外転勤に同行し、小学生の兄妹と共に家族でブラジル在住。集英社「LEEweb」や企業HPでのコラム連載、時事通信社「時事ドットコム」での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして国内外のトレンドや社会的な取り組みなどを幅広く執筆。丁寧な取材に基づく等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評がある。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信がライフワーク。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。

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ライター 佐々木はる菜
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