ネタの尽きない人生を前向きに楽しむ、3つの習慣について
もくじ
海外間引越、食中毒で高熱、骨折…大変だった今年前半
家族で南米生活、1周年!

もともと「ネタの尽きない人生」という自覚はあったのですが…
特にこの数年、周りからもそんな言葉をかけられることが増えました(笑)
夫のブラジル赴任が決まるもコロナ禍となり、母子は日本に残ったまま離れ離れで約2年。ようやく家族揃って南米で暮らすようになり、1年が経ちました。
昨年7月、夫がいるブラジルへ子どもたちと引っ越しましたが、この3月末から今度はアルゼンチンへ異動という目まぐるしい海外生活。
大変なことも楽しいこともたくさんあった、まさに「怒涛の1年間」としか言いようのない期間でした。
いつも前向きに楽しんでいるわけではない
特に今年に入ってからは、まず異動が決まり、その正式発表直後に私が食中毒で高熱を出し病院に運ばれる騒ぎがあったり、準備やお別れで慌ただしく過ごしていた引っ越し2週間前にまさかの右腕骨折をしたり。

さらにアルゼンチン引っ越し後はブラジルからの荷物が届かず2か月以上手荷物だけで生活し、やっと到着したら破損だらけと、とにかく本当に色々ありました…
トラブルも多き日々をわりと前向きに乗り切っているように見えるそうで「どうしたらそんなに前向きになれるの?」と聞かれることも多いのですが、私は決してもともと楽観的なタイプではありません。
私が持っているとすれば、それはいわば「後天的な前向きさ」ではないかなと思っています。元来はくよくよしがちな性格だからこそ、意識している3つの習慣があります。
激動の日々を前向きに楽しむ3つの習慣
①書く習慣

連載コラムでもブログでも何度か書かせていただいていますが、私にとって欠かせないのが、手帳やノートに自分の気持ちや行動を「書くこと」で整理する習慣。
少し大げさな言い方ですが、”どう生きて行きたいか”という「自分の気持ち」と、”今日何をするか”という「日々のTO DO」両方と向き合うことを大切にしています。
具体的なやり方など気になる方は、よろしければこちらの記事の後半を↓
ブラジルで骨折!2週間後にアルゼンチンへ引っ越し!駐妻の激動の日々を支える「書く習慣」【駐妻ライター佐々木はる菜の 海外で見つけた「暮らしのヒント」Vol.10】
②体を整える習慣
運動が体に良いというのは、改めて書くとつまらなく思えるほど当たり前のこと。
ただ、日々の中で軽い運動習慣を続けていると、体調が整うだけでなく、体を動かすことで“心の安定”が得られると感じています。
今年40代に入ったからこそ、そして3月に骨折してからしばらくは運動ができなかったからこそ尚更強く実感中です(笑)

日本にいるときは、早朝家族が起き出す前の20分間ゆるランニングが習慣で、続けるうちにLEE本誌の特集で取り上げていただいたことも。
そして今は平日、子どもたちを送り出したそのままの流れでYoutubeを観ながら15分、ストレッチ&軽い筋トレをしています。
朝の流れの中に組み込んでいること、そして無理ない範囲に留めていることが、続けられているポイントではないかと思っています。
面倒くさい日もありますが、ちょっとでも体を動かすと、汗をかいて心拍数などが上がるせいか必ず気持ちが明るくなる!
また「気持ちが沈んでいる時」って、疲れていたり寝不足だったりして、体調の悪さに引っ張られていることも少なくないと感じます。
そもそも休めないから体調不良になっている場合も多いとはいえ、本当に風邪などをひく前に、まずはちゃんと寝るなど体を回復させることも、当たり前のようで意外とできていないことが多いのでは。
きちんと休み適度に体を動かす事は、心を健やかに保つためにも大切だと思います。

③他人の力を借りて(←ポイント)自分を客観視する習慣
たまに来る不調の波も、最近は大抵①②で乗り越えていけるようになりました。
ただ、なかなか浮上できない場合などは、時に他人の力、特にプロの手を借りると、自分だけではたどり着けなかった答えが見つかると感じています。
日本にいる時からフリーランスなので基本的には自分ひとりで仕事をしてきました。
ライター業と言うことにとどまらず、仕事について学ぶ機会を持つことは常に意識しており、その中でセミナーやコーチングなどプロの手を借りながら、定期的に自分や自分の仕事と向き合う機会を作ってきました。

今は様々な情報に気軽にアクセスすることができますが、だからこそ、その情報が自分にとって必要なのかを見極める事はとても難しくなっていると思います。
情報に振り回されず、自分を見失わないためにも、信頼できる先達の方から定期的に話を聞く事はとても大切だと感じています。
自分と向き合い、時に他人の力を借りる大切さ
「キャリアカウンセリング」が浮上のきっかけに
ちょうど最近、しばらくモヤモヤから抜け出せずにいたのですが、そんな時に偶然キャリア関係のモニターのご依頼をいただき、45分間のキャリアカウンセリングを受ける機会がありました。
そこで導き出された自分の「強み」を円グラフでまとめていただき、それをTwitter上で「#これがわたしの良いところ」と題して感想を書くお仕事だったのですが、自分の良さについてプロの視点で客観的に意見をいただけたことはとても有意義でした。
楽しく温かな雰囲気の中でこちらの話を引き出していただき、自分の中で散らかってしまっていた目標などを整理するきっかけにもなり、短い時間にも関わらず様々な気づきがありました。

次のキャリア選択に迷う方向けに「自分の強みが分かり、強みの活かせる場所がわかる」キャリアプログラムを提供するミートキャリアさんの、『自分の強みがみつかる 無料体験会』を体験してきました!
海外生活でのモヤモヤ、実は日本でも悩んでいたこと

海外に来てから時に、「自分は社会から置いていかれていないか」「私はちゃんと仕事をできているのか」など、自分の立ち位置がよくわからない気がして不安や焦りを感じることがあります。
そして思い返すと実は同じようなことを感じていたのが、仕事に忙殺されていた20代中頃や産後で、自分がどこに向かって進んでいけば良いかわからず悩んでいました。
年齢も状況も異なるのですが、共通していたのは自分を客観視する機会が減ったことで、それが主な原因なのではないかなと考えています。
「キャリアは轍」!
もともとリクルートにいたことや、企業の採用に携わっていた経験、そして結婚・出産を経てフリーランスライターとしてそれなりに軌道に乗るまで自分の仕事について長らく悩んできたからこそ、私にとって「キャリア」というのは常に気になる言葉です。
「キャリア」というと仕事のことを思い浮かべがちですが、もともとは、ラテン語で「轍」という意味なのだそう。
馬車などに乗って振り返った時に見える、これまで通ってきた道にできた跡が轍。
いわゆる「仕事」をした経験だけではなく、これまで積み重ねてきた全ての人生そのものが「キャリア」だという話を初めて聞いた時、深く感動しました。そして海外に来て様々な人生を目の当たりにし、これまでとはまた違う経験をする中で、その言葉の素晴らしさを改めて痛感しています。
現在の仕事の状況に関わらず、特に日々慌ただしい方ほど一度歩みを止め、自分自身の通ってきた道や強みについて考えることは、とても貴重な時間になると感じます。
そしてモヤモヤが深い時は、可能であれば自分だけでなく周囲の力を借りることも大切!
参考までに今回お手伝いさせていただいたキャリアプログラムや、コロナ禍に日本でワンオペ子育てしている際に学校のスクールカウンセリングに行った体験談、私自身が今のフリーランスライターという生き方を選ぶまでのお話など、気になる方はご覧になってみてください!
私がスクールカウンセリングに行った理由。子育てを「ひとりで抱え込まないで」と伝えたい! |
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著者プロフィール

- 株式会社リクルート等を経て、結婚・出産を機にライターへ。現在は集英社の人気女性誌のwebサイト『LEEweb』でのコラム連載や日本有数のニュースサイト時事通信社「時事ドットコム」 での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして暮らしや子育て、旅、国内外のトレンドから社会的な取り組みまで幅広く執筆。丁寧なリサーチ・取材に基づいた等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評があり、企業サイトでのコラムやPR記事、編集業務などにも携わる。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。夫の海外転勤に同行し2022年より家族でブラジル・サンパウロ、その後アルゼンチン・ブエノスアイレスで生活。
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