長男(通算5校目の)小学校卒業/怒涛の海外生活経て、またもや変化と出発の時期

海外から日本へ戻り、長男が小学校卒業!

日本→ブラジル→アルゼンチン→日本で通算5校の小学校

小学校卒業式の様子

先週長男が無事小学校を卒業しました。

ブラジルとアルゼンチン生活を経て通った小学校は通算5つ。
長女の小学校編入のタイミングに合わせた関係で、長男は6年生の9月という微妙な時期に、帰国後新たに住むことになった地域の新しい小学校へ転校しました。

ブラジル・サンパウロの日本人学校
オウムやサルもいて、アリ塚がたくさんあって、コーヒー農園やバナナ農園もあった、まるでジャングルの中みたい!な、ブラジル・サンパウロの日本人学校
アルゼンチン・ブエノスアイレスの現地バイリンガル校
アルゼンチン・ブエノスアイレスの後半で通った現地バイリンガル校

当初は少し心配もしましたが、皆さんのおかげでとにかく楽しそうだった2、3学期。
卒業式前日にはお友達ママと「最後のランドセル写真」を撮りに行くなど、改めて学校での様子を垣間見ることもできました。

私たち家族にとって通った期間はとても短い小学校ですが、卒業式でまず湧き上がったのは、楽しい学校生活を叶えてくださった先生方やお友達への感謝でした。
そして息子本人に対しては、もちろん日々は怒ったりぶつかったりもありますし、周りの方々に恵まれたことも大きいと本人も言っていましたが、どこに行ってもすぐ打ち解けて楽しく過ごせるところは彼の良い部分だなぁと、卒業式での弾けるような笑顔を見ながら改めて思いました。

「今日が終わると6年生が終わっちゃう」

夫はまだ海外にいるので娘と二人で参加した卒業式(娘の卒園式や入学式、来月の息子の中学校入学式も見られない夫…)。
たまたま座った席が花道のすぐ横で、入退場も式の途中も息子の姿がよく見える席だったため夫にもたくさん映像や写真を送ることができました。

卒業式の記念写真

私としては、退場の時にしっかり目を合わせて「おめでとう」「ありがとう」を伝えあえたこと、そして式後にお友達と写真を取り合っている時に、さっと腕を組んでツーショットの写真を撮ってもらったことも思い出深い(笑)
当日は仲良しの男女6人組で初めて子どもだけでカラオケでお祝い&送別会。
夜寝る前におやすみを言いに行くと、「今日寝ちゃうと6年生が終わっちゃうからもうちょっと起きてる」と漫画を読んでいた姿がかわいかったです。

日々変化する12歳と10歳の子ども達

取材も子育てを振り返る機会に

卒業式の前週に、仕事がきっかけでこれまでの子育てを振り返る機会がありました。

現在展覧会開催中の絵本作家ヨシタケシンスケさんの取材をさせていただき、お話を伺うにあたりこれまでの絵本やインタビューを読み返していました。

『ヨシタケシンスケ展かもしれない』公式サイト

私にとってはデビュー作「りんごかもしれない」は、初めて出会ったヨシタケワールドに衝撃を受けたこと、そして第一子の長男が1歳の頃に発売された絵本で、それ以来子ども達と何度も読んできたため、とても思い出深い一冊です。

そんな我が家の子ども達は4月から中1と小5に。
ずっとべったりだったのに少しずつ離れ、友達や好きな事など自分の世界ができている。きっともうすぐ私が知らないことの方が増えていく。でもまだ変わらず甘えてくれるところもあり…という変化の時期で、幼い時期の貴重さもわかるし、今毎日どんどん背が伸びてどんどん変わっていくことも目の当たりにしています。

そんな時期だったせいか、子ども達と楽しんできた絵本などがなおさら胸に沁みる。
そしてヨシタケシンスケさんの温かなメッセージのおかげで、子どもや目の前の何気ない日常や自分自身に向けるまなざしもちょっと温度があがり柔らかくなりました。

この取材も執筆も、イチファンでもあるヨシタケさんということで気合が入っていたこともありスムーズだったのですが、私の至らなさのせいで公開後に編集部の方にご迷惑をかけてしまいました。
さまざまな仕事が重なり久しぶりに徹夜に近いような日もあった時期で、プライベートでは卒業シーズン。ちょっと浮き足立っていたところもあったなと深く反省すると共に、そういう意味でも忘れられないお仕事になりました。

タイプ正反対のパワフル兄妹、ひとりひとりとの時間を大切に

長男の小学校入学前に撮影したランドセル姿の写真
長男の小学校入学前に撮影したランドセル姿の写真

今でもわりと子どもとの距離が近いのは、もともとの性格や、良くも悪くも私のコミュニケーションの仕方などもあると思いますが、海外生活で人との距離が近い南米文化を体験したり 外出する時はとにかく常に一緒という暮らしを共にしたりしたことも大きいと思います。

一方、今もまた同じ状況ですが「夫だけ海外」でワンオペ期間が長く、煮詰まることも山のようにありました。兄妹ふたりとも好奇心旺盛でパワーがあるところは似ているのですが、他はタイプが本当に正反対で私としては対応が大変(笑)なところもあり、だからこそ学んだことも多かったと感じています。
そしてもともと仲が良かった分、兄妹でぶつかることも多数。年齢が上がってきたことや男女差もあるので、最近はまずは一人一人と向き合って良い時間を過ごすことを大切に考えています。

長男と外食した様子
先日は、娘の習い事待機中に長男とふたりでごはん&お茶。娘は苦手なもんじゃ屋さんへ。その前日は、息子がお友達と遊びに行っていたため、娘とふたりでランチをしていました

4月からの新生活が素晴らしいものになりますように

この数年は海外転勤のおかげで毎年が環境が大きく変わる新生活でしたが、長男の中学入学という大きな節目を日本で迎えることはやはり感慨深い。
受験が終わった2~3月は、家族行事や学校関連のイベントは多かったですが、それ以外はわりと仕事に邁進していました。

「読むだけで海外転勤が楽しみになる本」表紙

読むだけで海外転勤が楽しみになる本: 「その転勤、本当に行くの?」不安だらけだった海外生活が一生の宝物になった6つのヒント

おかげさまで、新刊はAmazon7部門で「ベストセラー」を獲得!新着で23部門1位・売れ筋14部門1位をいただきました。
この場を借りて改めて感謝すると共に、これからお世話になった方々にまずは御礼のご連絡をしたいと思っています。

しばらくは日々どんどん変わる子どもたちと共に、新生活に向け片付けや準備をしたり自分を整えたりできたらいいな。(いただいている仕事はしっかり頑張ります!)
あとは本帰国後、受験などもありお会いできていない方も多いので、新生活が落ち着いたら 少しずつ連絡を取ってお会いできたらなぁなんて思う今日この頃。

明日から4月。皆さんの新生活が素晴らしいものになりますように!

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
株式会社リクルート等を経て、結婚・出産を機にライターへ。現在は集英社の人気女性誌のwebサイト『LEEweb』でのコラム連載や日本有数のニュースサイト時事通信社「時事ドットコム」 での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして暮らしや子育て、旅、国内外のトレンドから社会的な取り組みまで幅広く執筆。丁寧なリサーチ・取材に基づいた等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評があり、企業サイトでのコラムやPR記事、編集業務などにも携わる。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。夫の海外転勤に同行し2022年より家族でブラジル・サンパウロ、その後アルゼンチン・ブエノスアイレスで生活。

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ライター 佐々木はる菜
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