在宅ワーカーママおすすめ!誰でもすぐにできる気分転換って?

3年ほど続けている1日20分のゆるいランニング。

「走るなんてムリムリ」と思った方も、できたらここでストップしないでください(笑)!もともと長距離走大嫌いだった私がこれだけ続けている理由は、体よりもむしろ心のため。

以前LEE本誌の特集でも取り上げていただいたことがあるのですが、特にオススメしたいのは、毎日慌ただしく自分時間のとりづらいママ、そして在宅ワーカーの方!

リモートワークの方も増えている中なので、コロナ以前から在宅ワーカーだった私にとって欠かせない習慣であるゆるランについて書いてみたいと思います。

LEE本誌の特集について

2018年の12月号なので、もう1年半前!「30代からのマイ・ワークアウト!」という特集 に出ました。

家事に育児に仕事に忙しいLEE世代は、体調や体型の変化、疲れなど気になることも増え、自分自身を整える必要性を感じてくる時期。モデルでピラティスインストラクターでもある鈴木サチさん始め、定期的に体を動かす週間を持つ女性のインタビューのほか、子どもがいても仕事が忙しくても続けやすい”新しいワークアウトサービスについてまとめられたページなどもありました。

ランニングを始めたきっかけは?

◆一度は挫折した経験も

もともと体を動かすことは好きですが、社会人になってからは習慣的に運動をすることはなくなり、特に出産してからは、ワークアウトどころか自分の時間すらうまく作ることのできない時期が続きました。

実は、一度ランニングを始めようとして挫折した経験もある私。小学生の頃から長距離走だけは嫌いで苦手意識が強かったこともあり、ふたり目の産後7、8か月で走った時は「やっぱり好きではない」と断念。

その後、子連れで参加できるヨガクラスなどにも足を運びましたが、子どもの体調不良などでお休みが重なってしまうことや、小さな子と一緒だと出掛ける準備をするだけでも大変な時も多く、いつの間にか足が遠のいてしまいました。

◆週1でも良いという言葉に背中を押された

再びランニングを始めたのは、下の子が卒乳しよく寝てくれるようになった時期、兄5歳妹2歳の頃でした。

ふたり目の産後、二の腕や首のあたりがなんとなくもたついていたことも気になっていたし、1週間に1回20分走るだけでも変わるという本を読んだこともあり、とりあえずやってみようと考えました.

◆家から一歩出るだけでOKの手軽さが魅力

子ども達も成長し、赤ちゃんの頃に比べればだいぶ手が離れましたが、その分、子どもたち自身の習い事や予定などもあり、毎週決まった曜日・時間など定期的に何かのクラスに通うことは、今でも結構難しいと感じます。

どこかに通うことも、何かを買い揃える必要もなく、家から一歩出ればすぐに始められるのがランニングの良いところ!

朝起きて顔も洗わずすぐに走り、そのあとシャワーを浴びて身支度をしていますが、そんな前後の時間まで入れても1時間弱。最初は歩くところから始めれば、着替える必要などもないので本当に20分だけで済んでしまうのではないでしょうか。

走り始めたことで起きた変化って?

◆オンオフがひと続き…在宅ならではの悩み

基本的にうまく気分転換することが苦手な方で、家に一人でいたとしても「あれもしなきゃこれもしなきゃ」と、つい何かしてしまう貧乏性なタイプ。

しかもコロナ以前から在宅メインで仕事をしているため、良くも悪くもオンオフが一続きの生活…私はどちらかでつまづくと大抵両方ともうまくいかなくなるタイプで、例えば仕事で焦るとそれをそのままプライベートに引きずってその日は子どもたちに対してイライラしてしまい自己嫌悪に陥ることがしょっちゅうあります。

◆マインドフルに過ごすための大切な習慣に

そんな私を少しずつ変えてくれているのが、ランニングの習慣です。

川沿いの道がいつものコースで、春は桜、夏は木陰、秋は紅葉、冬は澄み渡った空…慌ただしく過ごしていると忘れがちな季節の移ろいを、毎日感じることができます

外に出てしまえばとにかく20分は走るだけ。
他に何もないからこそ、普段バタバタしてばかりの頭を空っぽにすることができます。
ほとんど無心だからか、逆に仕事のアイディアや悩みへの解決策が浮かんでくることも多くあります。

また私はラジオが好きなのでいつもJ-waveを聴きながら走っていますが、ふと良い話が聞けたりするとちょっと得した気分。家に戻る頃には体も心もスッキリしています。

◆悩む時間が短くなった!

誰でも、悩みがあったり、またはなんとなくうまくいかない時期があったりすると思います。
定期的に走るようになってからは、以前よりもそんなモヤモヤする期間を短くできるようになりました。それは多分、「完全に自分だけの時間」を短いけれど、日々持つことができるようになったからだと思います。

子どもたちの年齢や仕事など、自分の状況によって悩みの質も変化していきますが、心のモヤモヤを解放しリフレッシュさせてくれるラン習慣は、毎日を良い状態で過ごすために欠かせません。

休みの日などは子どもたちと一緒に走ることも!

続ける秘訣は「無理をしないこと」

私の場合、最初は走れる日だけ週に2,3回、20分の間も走ったり歩いたりという感じでスタートしました。

その後、朝走ると1日が気持ちよくスタートできると感じて1週間の中で走る日が増えてきましたが、あくまで自分が心地よいペースにすることが一番大切だと思います。

私の場合、当初はダイエットが大きな目的でしたが、正直体重は大きく減っていません。体が引き締まり肩こりや生理前の肌荒れがなくなるなどの効果も感じていますが、「運動」という意味ではささやかな量だと思います。

でも子育て中の今、できる範囲で体を動かすことを心地よく続けることは、毎日をより良くし、きっと未来に繋がっていくはず!お仕事はもちろんですが、ママ業も替わりがきかない大事な役目。自分が元気でいるのは、家族を始め周りのみんなのためにもとっても大切なことだと思います。

おまけ:気が焦って色々うまくいかなかった今週…

なんだか焦りに翻弄され、イライラしがちだった今週。

新たな挑戦が2つ同時に始まったため漠然とした不安があったり、予定が見えづらい中で自分のペースが保ちづらかったり…お天気も重なり、子ども達に必要以上に怒ってしまったことも多く反省でした…

ブログもなかなかかけず、そんな中だからこそ気分転換の話を書きたくなったのかもしれません。

そんな中で元気をくれたのが、習い事の帰り道、お花屋さんで娘と衝動買いした白い紫陽花。

育て始めた紫蘇(息子”シソシソ”と命名。ちなみにイタリアンバジルは”バジバジ”(笑))を子ども達と摘んで、それを使い作った夏野菜の揚げびたし。

娘からもらった「ママ、イライラしないでみんなで笑顔でいようよ!」というお手紙…。

こうやって振り返ると、子ども達が喧嘩するからイライラする!などと思っているけど、結局それは自分のキャパが狭くなっているからで、元気をもらってるのも家族からなんだなと当たり前のことに気づきます。

家事や仕事やTO DOに追われていると忘れがちですが、私が一番大切にしたいことは「家族みんなで笑顔でいること」。

それができるかどうかは、やはり自分次第なんだよなと感じ、無理に常に笑顔でいる必要はないけど、基本的に笑顔でいたいなら、そのために日々の暮らしを工夫しようと改めて思った2020年下半期の始まりでした。

次回は、私がランニングの時間を持てるきっかけになった「朝シフト」な生活について書くつもりです☆

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
現在は夫の海外転勤に同行し、小学生の兄妹と共に家族でブラジル在住。集英社「LEEweb」や企業HPでのコラム連載、時事通信社「時事ドットコム」での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして国内外のトレンドや社会的な取り組みなどを幅広く執筆。丁寧な取材に基づく等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評がある。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信がライフワーク。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。

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