コロナ被害を可愛いフローズンフルーツで救済
ブラジルへの海外転勤が延期中、8歳5歳兄妹を子育て中のママライター佐々木はる菜です!
ずっと書かせていただかった取り組み「『HenoHeno』緊急支援パック」。
美味しいデザートを楽しみながら子ども達と一緒に自然に社会問題について考えられたこと、”選ぶだけ・購入するだけ”で社会貢献になる素晴らしい仕組みについてなど、LEE連載で書かせていただきました!
もくじ
新型コロナによるフードロスを救済!
たくさんの苺がフローズンフルーツになった理由
パックに使われているのは、新型コロナ拡大の影響によって当初の販売先を失ってしまった苺です。
苺の旬は3~4月と言われており、お店での販売だけでなく苺狩りなども人気を集めますが、今年は自粛と重なってしまったことから食べ頃の美味しいイチゴが大量に余ってしまうという事態に…。
そんな中、農家の皆さんが一所懸命作った苺を救いたい!と立ち上がったのが「美味しくフードロス削減」をコンセプトとして掲げ、規格外フルーツを活用したフローズンフルーツ『HenoHeno』を製造・販売されているデイブレイク株式会社の皆さんです。日本で唯一の特殊冷凍機の専門商社で、自社ブランド『HenoHeno』では、年間約100万トンが廃棄されると言われている果物をフローズンフルーツにすることで、新たな価値ある商品として世の中に送り出しています
楽しみながら社会問題について考える機会に
食べ物を大切にする気持ちを育んで欲しい
取り組み自体の素晴らしさに加え、子ども達と一緒に楽しみながら自然に社会問題について考えられたことも、発信したかったこと。最初は食べることに夢中だった我が家の子どもたちですが(笑)、『HenoHeno』についてや今回の新型コロナで農家の方々がどんな状況になってしまっているかを伝えたところ、特に新小2となった兄の方は、年間どれだけの果物が廃棄されてしまっているのかを知り大変驚いていました。困っている方を救いたいとい気持ちからこのフローズンフルーツが生まれたという話は、子ども達にとっても強く心に残ったようです。
普段の生活の中でも食べ物を大切にしてほしいということを折に触れ伝えているつもりですが、お店へ行けば常にたくさんの食べ物が並んでいる環境で育ってきたため、私自身も含めなかなか実感が伴っていないと感じることも多々ありました。
食育や良識、環境問題という意味でも、また今後危惧されている食糧不足という観点でも、子どものうちからフードロスについて考えることはとても大切だと思います。現在の大変な状況と共に、改めてそういった問題について親子で話せたことは、私にとっても良い機会になりました!
楽しみながら気軽にできる社会貢献
外出もままならない中で美味しい気分転換ができることはもちろんですが、心身ゆとりを失いがちな今だからこそ、購入するだけで叶う「気軽にできる“社会貢献”」は自分にとっても励みになりました。各方面からの反響も多く品薄が続いているということですが、気になった方は是非チェックされてみてくださいね!
【こぼれ話☆ニュースに取り上げられ商品が品薄!!立ち上げたママの想い】
取材の依頼をさせていただいた時期、ちょうど立て続けにニュース番組などで取り上げられていたため、商品自体が品薄に…ご担当の方が社内に掛け合ってくださったおかげでなんとか手配いただくことができ、大変なことも多い時期に商品の手配などご協力いただいたことにも感謝の気持ちでいっぱいになりました!
私がこの取り組みについて知ったのは、昨年、台風被害が問題になった時で、風雨によって傷などがつき、味には問題がないにも関わらず通常の販路には出せなくなってしまった良質な果物を、冷凍フルーツとして販売し農家の方々の支援に繋げている…というニュースが大変心に残りました。そんな想いを伝えつつ、是非書かせていただきたいとお願いしたところ実現した記事でした。
そしてご対応いただいた方が、実は緊急支援パック企画の立ち上げに携わられた女性で同じ子育て中のママ。世の中の状況的に電話とメールのやりとりでしたが、未来を担う子どもたちのためにも、日本の食べ物や生産者の方々、そして環境を大切にしなければならないという想いから企画したという言葉が心に残りました。
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