2時間で身につく「包丁研ぎ」オンライン講座を取材!
ブラジルへの海外転勤が延期中、8歳5歳兄妹を子育て中のママライター佐々木はる菜です!
今回のLEEweb連載は「家庭の包丁を誰でも簡単に砥げるようになる教室」という、国内最大級のスキルシェアサービス「ストアカ」の大人気講座について書かせていただきました。人気の理由は、「切れればOK!」の、難しい技術を省いた“B級”包丁研ぎ教室だというところ。大雑把な私でも本当に2時間でマスターできた様子を軸にレポートしています。
もくじ
包丁についての目からウロコな知識&技術を2時間で
道具も簡単にそろえられる!
必要な道具は5000円程度で簡単にそろえることができ、砥石以外は家庭にあるものや100円ショップなどで購入できるものを使って気軽に行うことができ、所要時間は1回目30分、2回目以降10分と期待以上に手軽!これまでの「包丁研ぎはプロにしかできない」という思い込みを見事に取り去っていただきました。
方法は簡単!だけど奥の深さを感じる講座
第二の人生を謳歌する、講師の先生のご経歴
私が今回取材したいと思った大きな理由のひとつは講師の豊住先生のご経歴でした。元々は大手外食チェーンに携わられており、その際にお客様から受けた「この店のトンカツはいつも衣が剥がれている」というクレームの原因がお店の”切れない包丁”だったということがきっかけで、45歳の時に包丁研ぎに目覚めたといいます。定年後の現在は、日本とマレーシアを行き来する生活で、海外でも包丁研ぎを教えられているのだとか。記事では、そんな先生のバックグラウンドの他、オンラインならではのレクチャー法や面白さ、いわゆる「簡易包丁研ぎ器(シャープナー)」を使っていると包丁が更に切れなくなってしまうという驚きの事実(私も使っていました…)などについても触れています。
自分だけの道具を作り、日々の生活をより良いものにする技術
やはり印象的だったのが素人の私が研いだ包丁でも切れ味が激変したこと!包丁の重みだけでスッと野菜が切れるようになり、本当に感激しました。
また、包丁研ぎは自分だけの道具を作り、日々の生活をより良いものにする技術。私達がよく使う三徳包丁がペティナイフのサイズまで削れても包丁の寿命は尽きず、大切に使えば一生使えるという言葉はとても心に残り、物や道具を大切にするという心の在り方も教わった思いでした。
ザワザワと心が落ち着かないことも多い中で、目の前の道具と向き合い手入れをすることは思った以上にリフレッシュとなり、1日に何度も手にする包丁の切れ味が良くなり食材が面白いように切れることは快感で、料理の腕が上がったような錯覚に陥り食事の支度が楽しくなったことも嬉しい変化のひとつです。
また何かを習う時、普通2時間だけではマスターできないことが多いと思いますが、この講座は受ければ必ず研げるようになり、目に見えて包丁が変化します。先生は丁寧に指導してくださいますが、研ぐのは全て自分自身。だからこそ達成感が大きく、やりがいならぬ”習い甲斐”がありました(笑
日々の生活が豊かに!
後日残りの包丁を子どもたちの前で研いで見せると興味津々。使ってみたいということで一緒にデザート作りをしたところ、これまでより断然切りやすいと盛り上がってくれて嬉しかったです!家で過ごす時間が長くなり、料理をする機会が増えたり、片付けなど自分の身の回りを見直したりしている方も多いはず。こんな今の時期だからこそ、毎日手にする包丁とも向き合ってみてはいかがでしょうか?
【こぼれ話☆真剣に向き合った先に、仕事を超えた関係が生まれることも】
今回の講座でお世話になった「ストアカ」は、数年前から話題を集めている「スキルシェア」サービスを提供されています。実は2年ほどまえにも前後編で、”築地ツアー付き料理教室”、“必ず自宅で再現できるメイクレッスン”について取材させていただき、それ以来、個人的にも数ヶ月に1回生徒としてサービスを利用してユーザーでもあります。
2年前の取材でお世話になったストアカの女性とはその後個人的にも親しくさせていただいており、頻繁にお会いするわけではありませんが、プライベートのことから社会情勢、仕事や趣味、今後についてまで話が尽きません。
この事態になる前、最後にランチをした際は、私の海外渡航のためにこんなサプライズも…
記事を書かせていただいた2年前は、メディアなどで注目をめつつも、いわゆる”スタートアップのベンチャー企業”。そこから世の中の流れも追い風となり大きく成長されたのは彼女の力も大きいはず!私よりも年下の女性ですが、そのパワーや温かなお人柄を尊敬する存在です。
様々な取材をさせていただく中で、時折こうやってお仕事を越えて親しくさせていただけるようになることがあります。
素晴らしいと感じた取り組みやサービス、商品などを記事にさせていただきたいとまず提案し、打ち合わせをし、取材、執筆を経てひとつの記事が世に出ます。
自分が「書きたい!」と思ったことだからこそ、毎回身を削って精一杯書いているつもりですが、その想いが伝わり、喜んで感謝していただき、それが新たな人間関係として残ることは、ライターをしている中で大きな喜びのひとつです。
ライターの仕事に真剣に向き合ってきた中で、それまではお会いできなかった方とご縁ができ、見られなかった景色を見せていただいていることに、いつも心から感謝しています。
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