フリーランスライターのネタ探し・企画・提案の実情

定期的に連載しているLEEwebでのコラム、テーマは自分で決めているの?それとも指示があるの?毎回楽しくもあり苦労する部分でもある「ネタ」についての実情を書いてみました。そして「底の浅さがバレた!」と反省した企画の失敗から考えたことについてもつづっています☆

連載コラムのネタは毎回自分で探しているの?

一番大変なのは、ネタ探し&企画提案

現在書かせていただいているLEEwebでの連載(一覧はコチラ)で書くテーマは、ほとんどの場合は自分で編集部に企画を提案しています。
日常の中で感じたことや子育ての試行錯誤について、気になったニュースや商品、サービスを取材したいなど、まずは編集部に書きたいことを提案した上で進めていきます。

自分が何を発信したいか、いわゆる「ネタ」が命で、まずそれを見つけることが楽しさでもあり大変な部分でもあります。

PR関係者からの情報がきっかけになることも

女性誌関連のライターとしてお仕事をしていると、様々な企業の PR の方や PR 会社方々とご縁ができます。そして日々、様々なリリースやご案内が送られてきます。

今回私はその中で面白いと思った新サービスをお試しして記事にするという提案をしました。

ただの「紹介記事」ではNG

商品やサービスや切り口が良ければ面白い記事になりますが、今回の私の提案に対しては編集部から「もう少し内容を充実させてほしい」という旨の返答が。決して辛辣な言い方ではなく、むしろやんわりとしたお返事だったのですが、「ただ商品を試す」という提案に対して私自身も心のどこかでちょっと楽しているなという思いがあったからこそ、あまり練らずにネタを出してしまったことを反省すると共に、とても恥ずかしくなりました。

【失敗談】安易な企画は通らない

焦りから、ネタ数を増やそうとし過ぎたこと

夏に予定していた海外転勤に向けて少し仕事を減らしていた矢先に新型コロナに伴う自粛期間が始まり、仕事時間を思うように取れなくなりました。そして解除になったとはいえ子どもの学校の予定などはあまりわからず未だ予定が立てづらく(もちろん皆さん同じ状況なのですが…)、そして我が家の場合は海外転勤が延期となり大きな意味でも先が見えなくなってしまい、全てがひっくり返ってしまったような状況…ここにきて仕事に対して焦りや不安が大きくなっていました。

もちろん数を書けば良いということでないとわかっているつもりですが、書ける記事の本数が減って、任せていただくお仕事が減ってしまったらどうしよう…と不安になっており、とにかく早めに企画を通して手持ちのネタを増やしておきたいと焦ってしまっていました。

失敗した時に、どうリカバリーするか

この仕事が好きでやりがいを感じる理由のひとつは、自分が本当に良いと思ったことを自分の言葉で発信できることです。
まだまだ至らない点も多いとはいえ、自分独自の視点で「書きたい!これを発信したい!」というものを提案することに意味があり、内容が薄くなってしまっては本末転倒だと思いました。

そこから、やはり今、自分が公私ともに一番興味のあるテーマ「自粛の影響で、面白いオンラインサービス&コンテンツが増えている!」ということについて書きたいと考え、夜中に企画案を作り直しました。寝不足になり疲れもしましたが、自分に嘘をつかず全力で向き合ったからこそ気持ちはすっきり!企画も無事通り、さっそくオンラインでの取材や記事執筆を進めています。

さらにこのことがきっかけで、最近くすぶっていた今後の仕事に対してのモヤモヤにも光が差しましたが、その話はまたの機会に…。

失敗した時はそこから目を背けたくなるけれども、逃げずにしっかり向き合って乗り越えることが、結局自分も楽になれるしスッキリして次に進める一番の方法

きれいごと、正論かもしれませんが、やっぱりそれが事実。そのことを久々に体感した出来事でした。

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著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
現在は夫の海外転勤に同行し、小学生の兄妹と共に家族でブラジル在住。集英社「LEEweb」や企業HPでのコラム連載、時事通信社「時事ドットコム」での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして国内外のトレンドや社会的な取り組みなどを幅広く執筆。丁寧な取材に基づく等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評がある。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信がライフワーク。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。

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