選択肢豊富な日本ではなく、アルゼンチンで見つけた「好きな習い事」

12月は1年の総まとめの時期!

日本人我が家だけのサッカークラブで表彰に感激

真夏の年末を迎えているアルゼンチン・ブエノスアイレス。
12月は学年末にあたり、この時期は習い事も1年のまとめのようなイベントが多く催されています。

アルゼンチンのサッカークラブの子ども達

まず地元サッカークラブの試合。そこでなんと、娘が優秀先週として表彰していただきました✨

と言っても、おそらく日本人は我が家だけでそれなりに頑張っているからという皆さんの優しさが大きい…というかほとんど全てではないかなと思うけれど、今年最後の試合イベントで素敵な機会をいただいた娘、とってもうれしそうでした。

アルゼンチン・ブエノスアイレスのサッカーチームで表彰された子ども

ちなみに名誉のために補足すると兄も初試合で優秀選手に選んでいただいてます笑

アルゼンチン・ブエノスアイレスのサッカーチームで表彰された男の子

自力で探してスペイン語もできないのに交渉して、色々わからないことも多い中でお世話になっているサッカークラブ、周りの方々の温かなお人柄のおかげで素晴らしい経験ができています。

この日は最後、白い泡泡(?!)をかけられており、なんかサッカー選手っぽかった!…というのは思い込みでしょうか笑

アルゼンチン・ブエノスアイレスのサッカーチームで表彰された子どもたち

子どもたちも言葉がわからないなりにコミュニケーションし、少しずつお友達もできています。

【追記】最初はなかなか「会話」はできていない様子でしたが、その後は兄妹共にサッカーを通して良いお友達ができました!

アルゼンチン・ブエノスアイレスのサッカーチームの子ども達の集合写真
定期的にあるトーナメント試合で何度か表彰もいただき、良い思い出になりました!

日本人初のアルゼンチン女子プロリーガーとなった江頭一花選手

そして娘が頑張れたのは、先日、日本人初のアルゼンチン女子プロリーガーとなった江頭一花選手にお会いできお話できたおかげも大きかったと感じています。

江頭一花

フィールドでは常に果敢にボールに向かっていく姿がかっこよく、でも実際にお会いすると笑顔が素敵でやさしく気さくな、とってもかわいい女性でした。
サインもいただき、子どもたちにとって忘れられない想い出となりました。

ブエノスアイレスの劇場でバレエ発表会

そして先週末は、娘の初めてのバレエ発表会でした。

アルゼンチン・ブエノスアイレスのバレエ発表会の様子
雰囲気抜群の会場!

もともとダンスは好きで日本でもずっと習っていましたが、バレエはほとんど経験がなく、ブエノスアイレスに来てからお友達の影響で通い始め、約半年。
この4か月は週2回レッスンを頑張り、先生方やお友達そして憧れのお姉さんの存在のおかげで、今ではバレエが大好きになりました。

アルゼンチン・ブエノスアイレスのバレエ発表会の舞台

素敵な劇場の舞台で堂々と楽しそうに踊る姿、そしてサッカーと共に日本に帰っても続けたいと言ってくれているのは、母としては嬉しい限り。…送迎がんばってよかった笑

アルゼンチン・ブエノスアイレスのバレエ発表会のフィナーレの様子
世界三大劇場・コロン劇場
世界三大劇場であるコロン劇場にも、バレエなどを何度か観に行く機会に恵まれました!

習い事も充実の日本!一方、海外で得られたものも

アルゼンチンは習い事も夜遅めスタート

アルゼンチンは夜が遅いと聞いて異動してきたのですが、例えばレストランのディナータイムは午後19時~20時スタート。

タンゴショーなど夜の文化が盛んだからなどと聞きますが、暖かい時期は休みの日などは公園でより21時頃でも子どもたちが元気に遊んでおり衝撃を受けました!

アルゼンチン・ブエノスアイレスの夜の公園で遊ぶ子ども達

習い事の時間帯も日本より遅めだと感じ、夜20時頃スタートも珍しくないそうです。
ちなみに我が家のバレエは夜19時半まで、サッカーは19時頃まで。

ただ海外なので子どもたちだけで行ってらっしゃいというわけには行かず、習い事の時間帯は送迎含めてもれなく私も関わることになり、夕方以降の時間の使い方は今も試行錯誤中です。

アルゼンチン・ブエノスアイレスのバレエ教室の様子

それ以外の勉強系の習い事は、オンラインで日本と繋ぐ形を取っています。
もちろん日本の塾通いのお子さんたちは、もっと時間帯も遅くハードだとは思うのですが…

日本ではハマらなかったサッカーとバレエ

アルゼンチンでサッカーやバレエを始めることができたのは、前提として本人たちが「やりたい」と言ったからではあるものの、ご縁やタイミングという”偶然”によるところが大きかったと思います。

息子は、日本で幼稚園の頃からサッカーをやっていたものの、イマイチハマらず途中でソフトボールに転向。娘はダンススクールでバレエのレッスンも少しトライしたものの、他のジャンルのダンスに夢中になっていました。

日本は習い事の種類も選択肢も本当に豊富だと感じます。
こちらでは私自身の語学力の問題や送迎できる範囲が限定されていることもあり、正直に言うと今習っているもの以外は習うのが難しいというところもありました。

でも色々な要因が絡まり合って、結果、地球の反対側でそれぞれ好きなことを見つけ本人たちなりに頑張れているというのは、子どもたちにとっても私にとっても幸せなことだと感じます。

素晴らしい機会を頂いたことに感謝です✨

でも、夏休みに入ったアルゼンチン、2月中旬までは習い事関係もしばしお休み。
しばらくはのんびりできるかな?!と思うと、ちょっと嬉しい笑

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
株式会社リクルート等を経て、結婚・出産を機にライターへ。現在は集英社の人気女性誌のwebサイト『LEEweb』でのコラム連載や日本有数のニュースサイト時事通信社「時事ドットコム」 での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして暮らしや子育て、旅、国内外のトレンドから社会的な取り組みまで幅広く執筆。丁寧なリサーチ・取材に基づいた等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評があり、企業サイトでのコラムやPR記事、編集業務などにも携わる。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。夫の海外転勤に同行し2022年より家族でブラジル・サンパウロ、その後アルゼンチン・ブエノスアイレスで生活。

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