日本人が知らないアルゼンチン日本ブーム!と、その裏事情

先ほどLEEで公開になった記事には、実は載せられなかったことがいっぱいあり、執筆から公開まで3か月近くかかってしまいました。

アルゼンチンの親日大学生との「折り紙パーティー」

アルゼンチン駐妻が現地若者に声をかけられるほど!知られざる「日本ブーム」と人気の理由

アルゼンチン駐在でびっくり!街なかに溢れる日本カルチャー

もはや一過性ブームではない「アルゼンチンの日本人気」をレポート

「毎日何かしら日本のものを見かける」と言っても過言ではなく、「日本のもの=おしゃれ」と捉えられているのかな?と感じるエピソードも多いブエノスアイレスでの生活。

アルゼンチンの日本漫画専門店
漫画専門店には天井まで本がズラリ!圧巻です

今回のLEEweb連載では、そんな現地で私が日々実感している日本の人気ぶりについてお届けしました。

特に、「日本に興味がある」と声をかけてくれたアルゼンチン人の大学生たちとの交流は、私たち家族にとって本当に良き想い出。

アルゼンチンの大学生と一緒に折り紙をする様子

「日本のことをプレゼンのテーマにする!」という彼らと一緒に折り紙をし、日本の料理やお菓子、お茶などをふるまい、色々な話をできたのは我が家にとっても貴重な機会でした。

アルゼンチン人の大学生に日本食を紹介する様子

「街なかに溢れる日本カルチャー」、実は違法なの?!

こんなに大々的なのに「コラボ」じゃなかったショック

例えば近所に新しくオープンしたアパレルショップは、「ドラゴンボール」と大々的にコラボしているのか、お店の上にはシェンロンが!

アルゼンチンのアパレルショップに飾られる「ドラゴンボール」のシェンロン

試着室の天井で輝く、スーパーサイヤ人の悟空に、娘もびっくり!

アルゼンチンのアパレルショップに飾られる「ドラゴンボール」の悟空

そして私たち世代にとっては懐かしいイラストがふんだんに使われた洋服が、店頭に並んでいました。

アルゼンチンのアパレルショップに飾られる「ドラゴンボール」のキャラクターグッズ

店頭の画面にはそのキャラクターが使われたファッションに身を包んだモデルたちが様々なポーズをとる、洗練された雰囲気の映像が流れており、単純な私は「地球の反対側のブランドとコラボするなんてすごいなぁ」と感心していましたが…実はそうではなかった様子。

街なかの普通のお店の写真も「判断付かず」NG

アルゼンチンで売られている日本の漫画キャラクターグッズ

アニメ専門店などではなく街なかのお店でも、アニメやキャラクター関連の服や雑貨がたくさん売られており、街でそれらを身に着けている子どもたちもたくさん見かけます。

一般的な現地の書店チェーンにも、「MANGA」コーナーがあります。

アルゼンチン書店チェーンの「MANGA」コーナー
アルゼンチンの書店にディスプレイされる日本の漫画「鬼滅の刃」
日本の漫画本がディスプレイされていました

フィギュアなどアニメ関連グッズがショーウィンドウに並ぶ店もよく見かけます。

アルゼンチンの店に並ぶ日本のアニメ関連グッズ

他にも、あるアルゼンチンの人気コメンテーターの定番スタイルは、アニメTシャツ+ジャケットというファッション。「エレガントカジュアルスタイル」と呼ばれ、この組み合わせを真似する人も多いといいます。

アルゼンチンの人気コメンテーターが着ているアニメTシャツ

著作権は大切なこと。一方でブームは嬉しい…

自分の不勉強と早とちりに反省

余談ですが南米ではタトゥーがかなり一般的。特にアニメ関連のものは人気があり、日本アニメのタトゥー専門のお店もあるのだとか!
そんな専門店は日本にもないのでは…と驚きでした(笑)
ただこれも、読者想定層にタトゥーが奨励できないことや同じく著作権の問題から、削除。

アニメ「ワンピース」のタトゥー
ワンピースファンの友人の腕にはタトゥーが!

取材でも体験記事でもエッセイでも「自分が実際に見聞きし感じたことを、リアルに等身大に伝える」ことを大切に記事を書いてきたつもりの私。
現地の状況は今だからこそ伝えられること!と日本のキャラクターなどで溢れる街なかの写真をいっぱい撮影するも、その大半は使うことができず…

自分の勝手な早とちりや認識不足もあり、編集部の方々にはたくさんお手数をおかけしてしまいました。大好きなLEEだからこそ落ち込みましたが、その分しっかり反省し、今後に活かしていきたいと考えています。

人々の心をつかむ日本コンテンツの力

アルゼンチンで販売される日本漫画を眺める子ども

一方でこれだけ人気で、日本のコンテンツが溢れているのに、もしやその大半は正規ルートじゃないの?!というのは衝撃の事実でした。

ブエノスアイレスで暮らすようになるまで全く知りませんでしたが、もはや一過性のブームに留まらない日本文化の浸透ぶり。それだけ人々の心を掴み動かす日本のコンテンツ。
現地の人が日本に興味をもち、好きだと言ってくれることは本当に嬉しい。

でも、それらを創り人気を高めた方々のことなどを思うと、この状況に対して何とも言えない想いも持ってしまいます。
声高に問題提起や異を唱えたいわけではないし、日本人気は嬉しい。でも…。

まだ明確な言葉や企画になりませんが、何かの形で書いてみたいという野望がむくむくしてます。

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
フリーランスライター・コラムニスト。
暮らし・子育て・社会テーマを中心に、取材・執筆を行っています。

集英社「LEEweb」、時事通信社などで連載中。
生活者の実感に根ざした言葉を大切にしています。
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書籍編集、企業広報やSNS、HPのライティングなど、
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