アルゼンチン家族旅行!世界最南端パタゴニアの氷河&ブエノスアイレス/おすすめスケジュール・ホテル・レストランなど

コロナ禍で2年の延期を経て、
現在は夫の海外転勤に同行し家族でブラジルに住んでいる、
フリーランスライターの佐々木はる菜です。

はじめましての方は、よろしければこちらをご覧ください☆
「ライター佐々木はる菜プロフィール」

昨年末、家族で駐在中のブラジルからアルゼンチンへ旅行してきました。
持ち物や服装など旅のポイントをお伝えした前回に続き、今回は実際に足を運んで良かったホテルやお店などを中心に、パタゴニアとブエノスアイレスの魅力をお伝えします!

noteの「今日の注目記事」や「海外旅行記事まとめ」にピックアップいただくなど、反響の大きかった前回記事はコチラ↓

子連れ旅行、実際のスケジュールは?

ウシュアイア、エル・カラファテ・ブエノスアイレス3都市の旅

ブエノスアイレスのカミニート地区
こちらは最終日のブエノスアイレス。カラフル!

今回の旅行では、南米の最南端に位置し南極に一番近く「世界の果て」とも呼ばれている街ウシュアイア、世界一美しい氷河と言われるペリト・モレノ氷河などの観光拠点となるエル・カラファテ、そして「南米のパリ」と言われるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを訪れました。

言葉にならない絶景だった氷河クルーズなどについては前回の記事でお伝えしましたが、それ以外にのんびり街を散策した時間も忘れられない想い出となっており、あっというまの6泊7日でした。
まずは参考までに我が家のリアルスケジュール!

世界最南端の街「ウシュアイア」

◆1日目
サンパウロ→ブエノスアイレス、ブエノスアイレス→ウシュアイアはそれぞれ約3時間の飛行機の旅。トランジットもあり、初日は早朝に出発し、到着したのは夜21時過ぎ。
今の時期は夜22時ごろまで明るいというウシュアイア、実際に目の当たりにすると不思議な感覚でした!

ウシュアイアの街並み
夜22時近くとは思えない明るさ!

◆2日目
午前 世界の果て号観光+国立公園観光

フエゴ国立公園
フエゴ国立公園内にある「世界の果て号」という愛称で親しまれる鉄道に乗り大自然を満喫!
フエゴ国立公園の自然
国立公園内は自然がいっぱい!その他、世界最南端の郵便局にも立ち寄りました。

午後 ビーグル水道クルーズ(約6時間、ペンギン島)→悪天候でキャンセルに

氷河観光の拠点「エル・カラファテ」

◆3日目
ウシュアイアからエル・カラファテへの飛行機の旅、1時間半弱はあっという間!到着してすぐに見た砂漠のような景色と、真っ青な湖のコントラストにびっくりしました。

エルカラファテの湖

◆4日目
ロス・グラシアレス氷河クルーズへ。
見ることのできる氷河の中で最高の高さを誇るスペガッツィー二氷河!!

スペガッツィー二氷河

◆5日目
ペリト・モレノ氷河観光+サファリナウティコツアーへ。
青く輝くパタゴニアの宝石とも言われるペリト・モレノ氷河。船&徒歩で間近まで行くことができ、氷河の崩落も観ることができました!!

ペリト・モレノ氷河

パタゴニアの魅力や持ち物・服装などは前回の記事に✨

南米のパリ!「ブエノスアイレス」

◆6日目
エル・カラファテからブエノスアイレスへ、3時間弱のフライト
EL VIEJO ALMACEN ディナー&タンゴディナーショー

アルゼンチンタンゴショー

◆7日目
午前 ブエノスアイレス市内観光(プライべートで日本語ガイドさんが付き、約4時間)
サンパウロへ

おすすめホテル&レストランは?

ウシュアイアのホテル「Los Acebos Ushuaia Hotel」

今回3都市で3つのホテルに泊まりましたが、その中で家族全員一番印象的だったのがウシュアイアの「Los Acebos Ushuaia Hotel」

Los Acebos Ushuaia Hotel

内装もおしゃれで客室にはロフトもあって広々していており、客室やロビー、レストランからの眺めが良かったことも印象に残っています。美しい港だけでなく、虹も見ることができました。

ロスアセボスウシュアイアホテルからの景色

そしてホテルのバーやレストランの雰囲気も洗練されており、朝食もとても美味しかったです。果物、そして乳製品とソーセージなどが美味しく、クリームチーズは何度もお代わりしてしまいました。

ロスアセボスウシュアイアホテルのレストラン

ホテルの周りはちょっとした散歩道があり、寒い地域だからこそ空気が澄んでいて緑も豊かで、普段暑い国に住んでいることもあって、非常に気持ちがよかったです。

ウシュアイアの街並み

街はこじんまりしていますがメインストリートは観光地ならではのお店で栄えており、治安も良く子連れでも歩き回りやすかったです。坂道が多いので歩きやすい靴がおすすめ!地元のスーパーにも立ち寄りました。

絶対食べてほしい蟹料理!「Tía Elvira Restaurante」

アルゼンチンも肉料理が有名ですが、パタゴニア地域で有名なのが蟹料理。
正直私は蟹はそこまで…なのですが、夫たっての希望でオススメのレストランを訪れたところ、めちゃくちゃおいしかった!

私たちが訪れた「Tía Elvira Restaurante」は予約不可で、開店10分前にお店へ行き咳に通され座った瞬間にどんどん人が押し寄せ、団体客も入ったせいか20分後にはお客さんを断っている状況。

Tía Elvira Restaurante

お店の前の水槽からまだ動いている蟹をどんどん厨房に運んでおり、その様子を見た子どもたち目はまんまるに…!

蟹を食べる息子
この息子の表情が全てを物語る…(笑)

蟹のスープ、パエリア、そしててんこ盛りのシンプルなボイルされた蟹が最高においしかった!南米ではなかなかこんなものは食べられないので尚更感動しました。パンについていたチーズのディップも絶品でした!

エル・カラファテ地ビール工房直営「LA ZORRA Taproom」

中心地には飲食店や雑貨屋さんなど様々なお店があり街歩きが楽しかったエル・カラファテの中で2回も訪れた我が家お気に入りのお店「LA ZORRA Taproom」

LA ZORRA Taproom

パタゴニアは夜22時ごろまで明るいせいもあるのか、夜お店が始まるのはだいたい19時ごろ。このお店は昼12時から夜中2時までオープンしているので、早めの時間にゆっくりできるのも子連れとしてはありがたかったです。

LA ZORRA Taproomの店内

特に美味しかったのが「HAZY LAKE I.P.A.」というビール。我が家は2回とも夕方ごろ訪れましたが、空いている時間帯ということもありゆっくりできました。

料理はボリューム満点で、ちょっとしたポテトもカラッと揚がっていてニンニクとハーブのソースがかかっているなど、ちょっと凝っていて美味しく、ビール好きなら是非足を運んでほしいお店です。

LA ZORRA Taproomに貼られていたポスター
内装も可愛く、このポスター欲しかった!

ブエノスアイレスは1日では回り切れない!

やっぱりタンゴ!子連れで食事つきのツアーに参加

最後の夜は、ブエノスアイレスで食事つきのタンゴツアーに参加しました。

タンゴショーのレストラン
素敵なレストランで食事をした後、目の前の劇場に移動します。お肉もワインもさすがのおいしさ!

夜20時スタート、小学生ふたりを連れてのタンゴショーはどうなるかなと思っていましたが、食事から夜0:00過ぎに終わるショーの最後まで元気に楽しむことができ、またツアーなのでホテルまでの送迎もついており、深夜にかかる時間帯でも安心して過ごすことができました。

タンゴショーの舞台

メディアなどで観たことはありましたが…やはり本場はすごかった。
2階席でしたが舞台も近く、楽器の演奏もダンスもすぐそこで繰り広げられ、氷河同様、実際に目の当たりにすると言葉にできない感動がありました。

もともとダンス好きの小2娘はもちろん、興味持てるか少し心配だった小4息子も楽しんでいて一安心。
娘にとってはタンゴのちょっと色っぽい雰囲気も衝撃だったようで、「あの二人は夫婦だよね?」と何回も確認されて笑ってしまいました。
そしてその日は興奮したのか、夜中の2時くらいまで起きていた笑

世界で2番目に美しい本屋さん アルゼンチン「エル・アテネオ」El Ateneo Grand Splendid

El Ateneo Grand Splendid

ブエノスアイレスで私が是非とも訪れたかったのが、世界で2番目に美しいと言われている本屋さん「El Ateneo Grand Splendid」
もともとは由緒ある劇場だった歴史的建造物を改装した素晴らしい本屋さんで、日本のCMやテレビ番組のロケ地としても使われています。

El Ateneo Grand Splendidの内部の様子
カフェのほか、ソファーなどゆっくりできるスペースもあり、時間があったら1日過ごしたかったくらい。

様々な本は眺めているだけでも楽しく、観光ガイドやノート、集めているマグネットなどを購入したことも想い出に!

カラフルでおしゃれ!賑やかな街「カミニート」Caminito

カミニートの建物

ブエノスアイレスのボカ地区の一角にあるカラフルな街並みが広がっているエリア「カミニート」。ガイドさんによると、タンゴが生まれた聖地とも言われており、こんなふうに壁や屋根などを大胆に塗り分けるアイデアは、この街出身の画家キンケラ・マルティンによるもので、現在はおしゃれで個性的な街を背景に写真を撮ろうと観光客が押し寄せる人気スポットとなったそう。

カミニートの街並み
メッシのサッカーユニフォーム
お土産屋さんもいっぱい!ちょうど2022年のW杯が終わってすぐのタイミング、子どもたちはメッシのユニフォームを購入しご満悦でした♡
ボカ・ジュニアーズのスタジアム
ボカ・ジュニアーズのスタジアムにも立ち寄りました!

私の場合は、ブラジル駐在中でなければ決して訪れることはできなかったであろうアルゼンチン。前回の記事と合わせ、皆さんの良き旅に、我が家の体験談が少しでもお役に立ったら嬉しいです✨

著者プロフィール

ライター 佐々木 はる菜
ライター 佐々木 はる菜
現在は夫の海外転勤に同行し、小学生の兄妹と共に家族でブラジル在住。集英社「LEEweb」や企業HPでのコラム連載、時事通信社「時事ドットコム」での特集記事など、女性目線・ママ目線に強いライターとして国内外のトレンドや社会的な取り組みなどを幅広く執筆。丁寧な取材に基づく等身大の体験記事、インタビュー記事、実体験をもとにしたコラムに定評がある。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信がライフワーク。著書にkindle「今こそ!フリーランスママ入門」。

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ライター 佐々木はる菜
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